大容量かつ丈夫で、アウトドアシーンやフェスでも大活躍! 遊び心溢れる「1/2HALF」のナイロンバッグとコインケース
“日常に寄り添いながら、その場にある事で心が豊かになるようなモノ” をコンセプトに、バッグやお財布、インテリア雑貨などのモノづくりを行う「John&Jane」。JINNAN HOUSE ONLINE STOREでは新たに、「John&Jane」のオリジナルブランドである「1/2HALF」の「ナイロンバッグ」と「コインケース」が入荷しました。
「こういうのが欲しかった!」と言いたくなるような、シンプルでありながらも遊び心満載のアイテムを展開する「1/2 HALF(ニブンノイチハーフ)」。その魅力を伝えるべく、企画からデザイン、生産まで、全ての工程を1人で行う「John&Jane」代表・西田健一さんにお話を伺いました。
John&Janeの由来
「ジョンとジェーンって、欧米で仮名としてよく使われる名前で、日本でいう太郎と花子みたいなものなんです。設立当時、どんどん色んなものを作っていきたいという想いがあったので、名前にとらわれずに幅広くモノ作りができるよう、この名前を付けました」と西田さん。洋服の販売やバッグの制作といった前職の経験を活かしつつ、よりカジュアルに自由に楽しめるものを作ろうと、2年前に「John&Jane」を立ち上げたのだそう。
アパレルグッズにまつわる様々な仕事をしていく中で、いわゆる売れやすいものを作るのではなく、ベーシックさがありつつも、半分は遊び要素を取り入れたいと思ったことから、オリジナルブランド「1/2 HALF」が誕生。西田さんのアイディアがたっぷり詰まったアイテムは、知れば知るほどアイテムが持つ機能や魅力に驚かされます。
パッカブルはシワも味方に。実用性抜群の「ナイロンバッグ」
JINNAN HOUSEに仲間入りしたこちらのアイテム。可愛らしいナイロン製のコンパクトなポーチかと思いきや、実は!くるっと裏返すと、パッカブルタイプの大きなバッグに変身します。
コンパクトなエコバッグを持ち歩くのが主流になる中、使うたびに綺麗にたたむのが実は苦手という人も多いのでは? 「ナイロンバッグ」は、最初から程よくシワ加工が施されているため、くしゃくしゃに入れたときのシワ加減さえもお洒落なデザインに。
「僕の性格上、いちいち綺麗にたたまないんですよね。丁寧にたたんだ方が綺麗に収まるものもあるけれど、毎回やるのって結構大変で……」と、自身が純粋に欲しいと思うものを形にした結果、痒い所に手が届くような、「これが欲しかった!」と唸りたくなるアイテムが生まれました。
またエコバッグとしての機能だけでなく、普段使いでも大活躍。ビーチハンモックなどに使われるナイロン素材でつくられているため、重いものを入れても破れる心配がありません。ノートパソコンを常に持ち歩く方や、子どもがいていつも大荷物...という方にとって、大きくて強い味方です。
風呂敷のように自由にアレンジ可能
▲エコバッグだけでなく、普段使いができるよう両サイドにはポケットが。口が閉じるので、無くしがちな鍵やAirPodsを入れるのに最適。
▲バッグは全てアルファベット入り。「僕自身、古着屋さんとかで生まれた年とか自分のイニシャルが入っているとテンションが上がるんです。パーソナライズされたバッグがいいなと思って付けました」(西田)
コンパクトで便利な「コインケース」子ども用に作ったお財布が始まり
「娘が小学校に上がる時、なかなか良い子ども向けのお財布がなくて。じゃあ作ってしまおうと、お金の管理をしやすいように考えはじめたのがきっかけなんですよね」
「COIN CATCHER WALLET」は、西田さんのお子さんがお小遣いを貰うようになり、初めて使うお財布として作りはじめたのが原型。大人でも便利に使えると人気になっていったんだとか。大人でも子どもでも使えるデザインに仕上がっています。
▲水に強いため、アウトドアシーンやフェスでの使用に最適。ゴムは強度があり、短く持っても伸ばして取り出しやすい。
▲子ども目線で作り始めたお財布ということもあり、何より分かりやすさが魅力。小銭は種類ごとに整列するため、必要な時にサッと簡単に取り出せる。
▲カードやお札が入るポケットに、チャック付きの小銭入れまで。
格好良くしすぎないモノづくり
道具としてだけではなく、その人なりの組み合わせ方でアイテムを取り入れてもらうのが理想だと西田さんは言います。
「モノづくりのテーマは、そこまで格好良くしすぎないこと。ダサいとかっこいいの紙一重というか、中間くらいのイメージがいいなと思ってます。持つ人が持ったら、こだわりある感じに見えるみたいに。完成されたものは世の中に沢山あるので、いつものコーディネートにちょっとしたアクセントを加えるように身に着けてもらえたら嬉しいですね」
遊び心満載のアイテムを生み出し続ける西田さん。最後に尋ねたのは、アイディアが出てこなくなることはないのか?という質問。
「アイディアはなくならないですね。まだまだ作りたいものがありますので」
笑顔でさらっとそう答えてくれた西田さん。「1/2 HALF」のモノづくりの旅はまだまだ続きそうだ。
6月26日(日)まで渋谷[JINNAN HOUSE]でも購入可能!
[JINNAN HOUSE]のギャラリースペース「HAUS STUDIO」では、フォトグラファー・太田太朗さんの展示を開催中。会期中は、JINNAN HOUSE ONLINE STOREで取り扱う、「1/2HALF」を含む一部アイテムを販売中です。実際に手に取り購入できるチャンス。是非お越しください。
[John&Jane]
東京都世田谷区を拠点に、“日常に寄り添いながら、その場にある事で心が豊かになるようなモノ”を制作する。名前に左右される事なく自由な発想でモノ作りをしたいという想いから、欧米で匿名の例として使われる男性(ジョン)と女性(ジェーン)の名前を命名。オリジナル制作以外に国内外ブランドの営業代行を行う。
Photo by Taro Oota
Text by Mika Kobayashi