すてきなお正月を迎えるために!暮らしに馴染む「しめ縄飾り」やユニークな「干支グッズ」で新年に向けた準備を始めましょう。
大掃除やおせちづくり、年賀状を出したりなど年末は、新年に向けてやることがたくさんありますね。その中でも忘れてはいけないのがお正月飾りの準備です。
そもそもお正月飾りとは、一年の幸福を授けてくださる「年神様」をお迎えするもの。年神様は、私たちの“ご先祖様”、“穀物の神様”ともいわれています。準備するのは12月28日が最も良いとされ、遅くとも30日までには終わらせたいところ。間の29日は「苦」を連想させることから、また大晦日は「一夜飾り」にあたり神様に失礼だとされているそうです。
今回の「JOURNAL」では、毎年お正月飾りを丁寧に準備されている方にはもちろんのこと、一人暮らしでは中々…という方や、大掛かりなのは…といった方に向けて、日々の暮らしに馴染むお正月飾りの新様式を提案します。
不浄を払い、願いを込める、しめ縄飾り
玄関先にしめ縄を飾るのは、神社がしめ縄を張りめぐらせているのと同じ意味で、神様を祀る神聖な場所に不浄なものを持ちこませないため。自宅では、神棚や縁起物、御朱印帳、お守りなど大切にしたい、トコロやモノに飾るのが良いとされていますよ。
「INAKEN」のしめ縄飾りは古来より願い事に込められた多種多様な形を踏襲しながら、インテリアとしても馴染むモダンさが魅力。「小さなしめ縄 細綯(な)い」は、御神酒や鏡餅にかざるのにぴったりなサイズです。
「稲わら飾り」シリーズはお正月飾りとしてだけでなく、リビングの壁や飾り棚の上などに、リースを飾る感覚で掛けても映える一品。こちらのダイナミックなしめ飾りは【大黒・海老〆】。海老は長寿とともに夫婦円満の願いも込められており、日々の成長を重ねながら、仲睦まじく暮らせるようにという願いがこめられています。
お野菜の蕪のような見た目の【多福かぶ】は「株が上がる」「評判が上がる」ように多福への願いが込められています。また、蕪は‘スズナ’とも言い、「神を呼ぶ鈴」として縁起物でもあるんです。春の七草としてその名前を知ってる方も多いのでは?
また、シンプルな円形の【円成】は日々の生活を円満に過ごせますように、また、願い事が叶い成就しますようにとの想いが込められたもの。
これらすべてのしめ飾りは新潟県八海山が産む、南魚沼産の稲藁を使ったもの。潤い豊かな自然が広がる、霊峰 八海山のふもとには、清らかな水、澄み切った空気、肥沃な大地、その豊かな大地に根を張り、根から力を蓄えた青々とした稲藁は自然の力を宿しています。そんな土地で育った香り立つ稲わらを使って、熟練の職人がひとつひとつ丁寧に作り上げているのです。2023年に向けた目標や夢を、このしめ縄たちにのせて飾ってみてはいかがでしょう。
ハレの日感が増す「水引飾り」もご用意。
赤白の水引、松の青、稲穂の黄、そして全てを結び留める黒(紫)の5色から構成されるこちらはその見た目の通り「五色飾り」という名前。古くから5色が揃うと最強の魔除けとされていたそうで、力強さのある縁起の良い飾りです。
2023年の干支は…
今年の干支は、12支の中で4番目に数えられるうさぎです。 うさぎは穏やかで温厚な性質であることから、「家内安全」という意味を示すことも。 また、その跳び姿から「飛躍」、「向上」を象徴することから親しまれてきました。 まさに、そのうさぎの跳ぶ様子がデザイン落とし込まれている「わら小判 干支うさぎ」は玄関ニッチなど家の顔となる場所に飾るのがいいかもしれません。
もうすこしラフに、うさぎのアイテムを取り入れたい方には「Happy New Rabbit/マトリョーシカ」がおすすめです。
イラストレーターのmidori komatsuさんによる、ユニークでちょっぴりシニカルなうさぎたちが、クスっと毎日を楽しませてくれそう。ひとつひとつ持ち物が違っており、おみくじや亀、鏡餅などお正月に飾りたいおめでたいデザインが魅力的です。最後には2024年の干支の辰が待機していますよ。うさぎ年のお友達へのプレゼントにも喜ばれるかもしれませんね。
来たる2023年に向けて…!
歳を重ねるごとに1年が過ぎるのを早く感じます。来年こそは!とならないように、年末はしっかりと新年を迎える準備して、新しい年を気持ちよく迎えたいものですね。
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Photo by Taro Oota
Text by Ami Yamazaki