今年も気づけば残り1か月半。

この時期になると、様々なお店でカレンダーの発売が始まりますね。最近では雑貨屋だけでなく、飲食店などもオリジナルの「日めくりカレンダー」を制作をするなど、個性豊かなデザインが生まれており、どれも素敵なだけに一つに決められないのが悩みどころ。そんな中［JINNAN HOUSE］にも素敵なカレンダーが届きました。

その名も「リネンカレンダークロス」。カレンダーとしての機能だけではなく「キッチンクロス」というのが斬新。実用的かつインテリアにもなってしまう、とっても素敵な「カレンダークロス」をご紹介します。

デザインしたのはフランス在住のアーティスト、イザベル・ボワノ氏

イザベル・ボワノ氏が描くイラストの魅力は、なんといっても細く繊細なタッチと淡く美しい色合い。眺めているだけで、その柔らかさに心が和みます。花、風景、人、動物、建築物、おいしい食べ物など、自身が心から幸せだと感じるものにインスピレーションを受けているからこそ、この風合いが生まれるのでしょう。

幼い頃から絵を描くことが好きだったというイザベル氏は、15才の時に美術を学びたいと専門の高校に入学し、大学はアングレームの美術大学へ。卒業後はイラストや出版を中心に活動を広げ、日本では現在NHKにて放送中の『パリジェンヌの田舎暮らし』への出演や、雑誌『& Premium』 の連載で人気を集めるイラストレーターです。

fog linen workとのコラボレーションのきっかけ

フランス在住のイザベル氏と［fog linen work］の交流が始まったのは、イザベル氏がパリで出版した TOKYO のガイドブックで［fog linen work］を紹介し、その本を店鋪へ届けにきたとき。それからというもの、オーナーである関根氏と交流を深め、ショッピングバッグからコラボレーションがスタート。2018 年には「リネンカレンダークロス」が誕生したといいます。

毎年人気のカレンダークロスから３種類

今回JINNAN HOUSEには、「マンゴ&アボガドサラダレシピ」と「カフェオーレのボウル」と「フランスのお花 N〜Z」の3種類が入荷。イザベル氏は、毎年「リネンカレンダークロス」を作る際、その年に嬉しかったことをテーマにイラストへ落とし込んでいると言います。

「幸せなことを共有することで、私のエネルギーと熱意がみなさまにも伝わるといいなと思って。カレンダークロスを買ってくださった方々のキッチンやリビングで、私のカレンダーが飾られているところを想像するだけでとっても幸せだし感動してしまいます！」

（fog linen work「イザベル ボワノさんインタヴュー」より）

キッチンクロスとしてはもちろん、インテリアやお弁当を包む際にも大活躍

リネン素材だから丈夫でしっかり長持ちします。キッチンクロスとしてコップやお皿を拭いたり、カーテンのように窓際に下げたりと多様な使い方にワクワクしてしまいますね。サイズもW45×L85なので、かなり大きめな点も嬉しいところ。お弁当を包んで、食べる時にはランチョンマットにもなりますよ。

Photo by Taro Oota

Text by Mika Kobayashi