イラストレーター Jessie×ウシオチョコラトルによるオリジナルチョコレート ギフトにどうぞ
ここ最近は、肌寒さがあるものの少しずつ春らしくなってきました。
うつろう季節を感じる中、イラストレーターJessieさんが送る特別なチョコレートのおいしいお知らせが届きました。
[ウシオチョコラトル]とのマッチング
イラストレーターのJessieさんをチョコレートの世界に深い情熱で誘い込んだのは広島は尾道の小さなショコラトリー[ウシオチョコラトル]さん。
カカオ豆の仕入れから焙煎、チョコレートの製造までを一貫して行う「ビーントゥーバー」のチョコレート専門店です。
Jessieさんが、個展を開く際になにかあたらしいことをしたい!というとがきっかけに[ウシオチョコラトル]さんとの縁がうまれました。
はじめは、[ウシオチョコラトル]さんのチョコレートのパッケージに、Jessieさんのイラストを据えようというコラボレーションでした。それだけでも贅沢なコラボレーションですが、両者がテーマやラフのやりとりをしていくうちに、ものづくりへの熱がヒートアップ。今、いちばんすばらしいチョコレートが完成したんです!
イラストを味わう
「イラストを味わう」?一瞬考えた方も多いはず。
というのも、コラボレーションチョコレートはJessieさんのイラストからイメージした味わいを一から[ウシオチョコラトル]さんが表現したもの。まさに、「イラストを味わう」ですよね。食と絵が繋がるはじめての体験にJessieさんは胸がいっぱいの様子。
「自分のイラストをチョコレートで表現してくれて、それをまた自分が食べるという連鎖によって、他の人が自分のイラストをどう感じているかが伝わってきました。」
普段は1人こもってイラストを描くというJessieさん。[ウシオチョコラトル]さんとのチョコレートを通した対話によって、自身だけでは成し得ない表現方法をできるのが楽しかったんだそう。そこにはデザインすることだけで終わらない面白さがあったといいます。
Present for…
今回、チョコレートの種類は5つ。バレンタインシーズンということもあって、パッケージのコンセプトは「プレゼント」に。そもそもプレゼントってなんだろう?そう考えて思いつく、愛のあふれるものたちがチョコレートの名前につけられています。
▲「リボン」
インドネシアチョコレートにドライ八朔の粉末を練り込んで、ドライ八朔の輪切りをのせました。八朔は自然農法で栽培された広島県産です。八朔の食感とほどよい苦味が大人な味わい。お酒にも合いそう。
▲「ジュエリー」
ベトナム・タンザニア・インドネシア3カ国のカカオ豆をブレンドしました。イラストのイメージ通り、華やかで、さまざまな輝きを連想させる複雑な味わいです。ラテと一緒に楽しめそう。
▲「フラワー」
ベトナム・カシューホワイトベトナム産のカカオ豆と、カシューホワイトのチョコレートをブレンドしました。フルーティでまろやかな甘みが特徴です。コーヒーとの相性抜群。
▲「サーカス」
カシューホワイトに茶葉の粉末をあわせて、最後にお茶の花を散らしました。お茶は広島県世羅郡産の無肥料・無農薬の在来茶。爽やかさで甘みもほどよく、お茶の香りまでお楽しみいただけます。
▲「スター」
タンザニア+ラムレーズン+バニラシュガータンザニア産カカオ豆のチョコレートに、酵母で発酵させ、ラム酒に漬け込んだレーズンを乾燥させて混ぜあわせ、バニラで香りづけをしたキャラメルシュガーで仕上げました。シャリシャリとしたシュガーとレーズンのしっとりした食感が後を引く、立体的な味わい。夜にゆっくり楽しみたい一枚です。
過去の作品を咀嚼する
2022年2月4日(金)〜14日(月)の11日間、コラボレーションチョコレートの販売が行われたJessieさんの個展『yummy!』。チョコレートのパッケージに使用された5作品がお昼は陽の光で爽やかに、夕方は淡いオレンジの光で幻想的に展示されました。同じ作品でも、布っぽいテクスチャの小さなチョコレートパッケージとサラサラで大きなキャンバスとではその見え方もガラッと変わります。
Jessieさんのシグネチャーであるgirlsたちもたくさんおでまし。以前にデジタルで描いた作品をいまいちど咀嚼しなおし、アナログの作品へと落とし込んだのだとか。
あらゆる方面からJessieさんが表現する『yummy!』を堪能できる贅沢さといったら!
とくに人気のあった
友達、恋人、家族、自分、すべての大切と思えるひとに、スペシャルな一枚がプレゼントできますように。
Jessie / イラストレーター
東京を拠点に活動するフリーランスのイラストレーター。
ANNA SUI、IGNISの商品パッケージなどのイラストを制作。
人、動物、植物を、様々な画材で描いている。
USHIO CHOCOLATL
広島県尾道市の向島の南の山の中腹にて暗躍するチョコレートメーカー。
森羅万象を探究し六角形の一枚のチョコレートに全てを込める姿勢は最早人外と捉えられる程。
世界を変えるかもっていう可能性、チョコレートを世界に普及し続ける。
Photo by Taro Oota (chocolate)
Interview & Text by Ami Yamazaki