お気に入りの茶器で新茶を味わう

新茶の季節到来。
寒い冬を耐え忍び、冬眠から目覚めた茶の木は、春先になると蓄えた栄養を使って力いっぱいに芽吹きます。1年のうち、34回ほど収穫できるお茶ですが、「新茶」(一番茶)はその年最初に芽吹いた「新芽」を摘み取って作られるもの。二番茶や三番茶に比べて渋みが少なく、旨味や甘みが豊富といった新茶特有の美味しさが味わえます。

シーンに合わせた急須選び

お茶を美味しく淹れるためにはまずは急須選びから!とはいってもどんな急須を選べばいいのか悩んでしまう方も多いはず。最近、お茶やハーブティーにハマり始めた私も絶賛急須を探し中。1人で気軽に淹れられる急須も良いけれど、茶葉が開く様子を楽しめるのも魅力的、外に持ち出せるものもいいな・・・と様々なシーンを思い浮かべて選ぶ時間はとても楽しいものです。

日常使いやおもてなしに

"TEA"急須」¥8,800(税込)

九谷焼で明治12年創業の老舗窯元が、現代にあったデザインを展開している[上出長右エ門窯]。一点一点丁寧に絵付けされたTEA字に、スクエアなフォルムが印象的。これまでお茶を淹れることに馴染みがなかった人も、手に取っていただきやすい商品です。

「急須」¥6,600(税込)
シックなデザインがおしゃれなこちらの急須。[JINNAN HOUSE]では、凹凸がある質感で和の雰囲気の「くろいろ」、ストーンウォッシュ加工によりアンティーク調な「ざらめ」をご用意しています。色うつり・匂いうつりしにくいステンレス製のため、お茶だけでなくコーヒーサーバーとしても使用できますよ。


 「急須 丸形」¥8,800(税込)

急須の産地として有名な、愛知県常滑市でつくられた丸形の急須は、茶葉が自由に泳ぎ対流するため、お茶の旨味や香りが最大限に引き出されます。注ぎ口のお茶切れの良さや、持ちやすさも抜群。常滑焼ならではの朱色と、どんなご家庭にも馴染みやすい黒色のご用意がございます。

茶葉が開いていく様子にうっとり

お茶会の主役になりそうなガラス製の急須。茶葉が開いていく様子をゆったりと眺めたり、新茶の鮮やかな水色を目で見て楽しむことができますよ。

 「ガラス急須 筒」¥4,180(税込)
「ガラス急須 筒」は、食器洗い乾燥機の使用も可能。お手入れに手間がかかるイメージの急須ですが、簡単に清潔に保てるのは嬉しいですよね。


「ガラス急須 筒」¥4,180(税込)

「ガラスティーポット パンプキン」¥2,200(税込)


アウトドアにもオススメ

台所に飾りたくなるようなレトロ感が可愛らしい、やかんのような急須。一見小さく見えますが、1度に3煎ほど淹れることができます。アルマイトのコーティングによって腐食しにくい上、軽くて丈夫なのでアウトドアや旅先でも大活躍。

「銀河急須」¥2,640(税込)

まずは気軽に楽しみたい

急須まではいかなくても、お茶を楽しみたいという方にオススメなのがこちら。

「耐熱ティーマグセット 470ml」¥8,800(税込)
 
「SS茶こし(手付き)」¥1,320(税込)

「耐熱ティーマグセット 470ml」や「SS茶こし(手付き)」があれば、自宅での作業の合間、ちょっと息抜きしたいときにとても便利。

急須と合わせてこだわりたい湯呑

手に触れ、直にお茶の温かさを感じられる器だからこそ、急須と同じくらいこだわりたいもの。

「石川圭 マグカップ」¥3,300(税込)


お茶と相性が良いとされている陶器製の湯呑。手作業でつくられているため、ひとつひとつ違った表情が楽しめます。益子焼特有のぽってりした手触りが、お茶の時間を一層癒しのひとときに。

お茶の時間を彩るアイテム

急須や湯呑以外にも、気分が上がるような自分だけのお気に入りを見つけませんか? お茶を淹れる時間がより特別に、楽しいものになりますよ。

「茶筒」¥5,500(税込)

茶葉は空気に触れるとどんどん劣化し、香りや美味しさが落ちてしまいます。そのため気密性の高い茶筒に入れ、できるだけ早く飲むことが大切。耐久性に優れたステンレスを使用したこちらの茶筒は、光を遮断できるので、お茶が傷みにくくなります。こちらの急須とあわせて揃えるのもおすすめ。

「ティーサーバー」¥3,300(税込)
適量の茶葉を量るのに便利なティーサーバー。真鍮(ブラス)でつくられているため、使うほどに味わい深くなっていくのも魅力です。

夏も近づく八十八夜♪

新茶は、お茶農家の方々が丹精込めて育て上げた1年間の集大成。夏も近づく八十八夜♪という歌があるように、立春から数えて88日目くらいが茶摘みのころ、そんな原風景に想いを馳せながら、大切にじっくりと味わいたいですね。新生活が始まり、疲れを感じ始めた心身にもきっと染み渡るはずです。

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Products Photo by Taro Oota
Text by Mika Kobayashi
お気に入りの茶器で新茶を味わう