秋はゆったり、読書の時間を楽しみたい。目を優しく労わるライトから、お洒落なブックスタンドまで。読書時間をワンランクアップさせるアイテムをご紹介します

秋の夜長。昼間の喧騒を忘れるような、静寂で穏やかな夜が心地良い季節になりました。映画鑑賞をしたり気になっていた本を開いてみたり。趣味がより一層楽しく感じられるこの時期は、ついついしがちな夜更かしも、また一興なのかもしれません。

古代中国の文人・韓愈(かんゆ)が残したとされる「灯火親しむべし」(符読書城南詩より)という言葉。夏目漱石の小説『三四郎』にも引用され、「読書の秋」の由来として語られます。曰く、「涼しく長い秋の夜は、灯火の下で読書するのにちょうどよい」。8世紀頃に詠まれたものといわれますが、ゆうに千年以上たった今の私たちも共感できると思うと面白いですね。

1027日からは「読書週間」も始まります。読書時間を一層心地よく楽しむためのアイテムを見つけませんか?

 

目が疲れにくい柔らかな光が、快適な読書空間に

読書を続けるには、目に優しい環境を作ることがとても大切です。すっかり陽が落ちて薄暗い部屋で読み耽ったり、逆に強い電灯の下で目がしぱしぱするほど集中したり。読書に夢中になるあまり目が疲れてしまった、という経験がある方は多いのでは?

Rebioクランプ LEDデスクライト」は、自然光に近い暖かな光が特徴。文字を読みやすくしつつも、目を疲れさせないという読書にもってこいな条件が揃っています。明るさを3段階調節できるのも嬉しいところ。就寝前でも安心してお使いいただけますよ。優しく包み込むような空間を演出してくれるので、素敵な雰囲気の中で読書できる気持ちよさも導いてくれるはずです。

 

電子書籍派のあなたにオススメ! マルチなブックスタンドはインテリアにも

電子書籍派の方にオススメのこちらのアイテム。名前は「ディッシュスタンド」ですが、iPadのスタンドとしてもちょうどよく、アプリを開いて楽に読み進めることができます。使わない時は折りたたんでコンパクトに収納でき、「本を置くスペースが……」とお悩みの読書家さんにもこの秋おすすめです。

小説に実用書、雑誌やアートブックと本の種類も様々。W9×L13cmというコンパクトな「ディッシュスタンド」は、色々な本のディスプレイに応用できるインテリアアイテムにもなります。

こちらのアイテムは便利な組み立て式で、本の角度まで調整可能。キッチンに立ちながらレシピ本を見る時には上向きに、部屋に飾るときには少し立てるというように、用途によって自由自在なところが嬉しいです。

そして、意外と困るのが読み途中の本の置き場。「ブックエンド」は便利だけれど、本の重みで曲がってしまったり、倒れていつの間にか雪崩が...。「ブラスファイルホルダー」ならば、しっかりと自立し、倒れる心配がないのでオススメ。シンプルなデザインなので、様々なインテリアに馴染むところも魅力です。

 

マネークリップをしおり代わりに。開くたび気分高まるブラスのアイテム

図書館で本を借りたら本の隙間から誰かのメモやレシートが出てきた。なんて経験ありませんか? 誰かがしおりとして使っていたであろうそれらを見て、なんだか微笑ましい気持ちになったことを思い出します。しおりに何を使っているかで、かなり個性が見えてくるような気がします。

こちらの「マネークリップ」は、岡山県瀬戸の真鍮作家・菊池流架さんがひとつひとつ丁寧な手仕事で生みだす一点もの。同じものはなく、自分のものに段々と愛着が沸きます。ブラス(真鍮)でできているため、経年変化も魅力です。今回は、お札でなく本のしおりとして使用するのをおすすめ。読むごとに深まる読書人生のおともに迎え入れるのはいかがでしょう?

 

お気に入りアイテムと共に、優雅な読書時間を!

読書に最適なアイテムを紹介してきましたが、お好みのアイテムは見つかりましたか? 気になる一冊を片手に、この心地の良い季節を存分に楽しみましょう。

商品の一覧は、こちらからご覧いただけます。

Photo by Taro Oota
Text by Mika Kobayashi

 

秋はゆったり、読書の時間を楽しみたい。目を優しく労わるライトから、お洒落なブックスタンドまで。読書時間をワンランクアップさせるアイテムをご紹介します